三郷市について
三郷市は、埼玉県の東南端に位置し、都心から最近地点15キロメートル、最遠地点で24キロメートルにあり、東西は5.6キロメートル、南北は9.5キロメートルある。地域の地形は低平にて殆ど高低なく、北より南に向かってわずかに低くなっている。
西に中川、東に江戸川、南に小合溜井と水に囲まれた土地で、北は吉川市、南は葛飾区、東は流山市、松戸市、西は草加市、八潮市と接している。
昭和47年5月3日市制を施行以来、都市的現象が著しく、昭和48年4月1日武蔵野線の開通、昭和60年1月23日常磐自動車道、首都高速足立・三郷線、平成4年11月27日東京外環自動車道(三郷−和光間)の開通、平成17年8月24日つくばエクスプレスの開通、同年11月27日東京外環自動車道(三郷-三郷南間)延伸、平成21年4月1日常磐自動車道三郷料金所スマートインターチェンジの本格運用などにより変ぼうしつつある。
(みさと統計書から抜粋)

センター設立の経緯
昭和50年代、本格的な高齢化社会の到来を迎えて、職業生活引退後にあってもなお自らの経験と能力を生かして就業の機会を求める高齢者の増加がみられるようになりました。
このような状況の下、埼玉県および三郷市の指導援助を受けながら、地域の中で働く意欲のある健康な高齢者による自主的な組織として、昭和56年10月3日「三郷市高齢者事業団」が発足しました。
国は、この事業を高齢者の就業対策の重要な柱とし、昭和61年4月「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」にシルバー人材センターの役割が位置づけられました。
三郷市高齢者事業団は、人格なき任意団体としての運営を法人化することにより、本事業の一層の発展を期するため、昭和62年10月1日「社団法人三郷市シルバー人材センター」が設立されました。
その後、高齢化が急速に進展していく中で、多くの高齢者がシルバー人材センター事業に参加し、幅広い分野で活躍しています。平成21年度末において、会員数は高齢者事業団発足当時の約7倍、契約金額は70倍を超え、事業実績は着実に拡大を続けています。
平成23年度には埼玉県へ公益認定申請を行い、埼玉県公益認定等審議会の審査を経て、平成24年3月19日埼玉県知事より公益社団法人への移行の認定を頂くことができました。
これにより、平成24年4月1日付で設立登記を行い、公益社団法人への移行を完了し、「公益社団法人三郷市シルバー人材センター」が設立されました。
団塊の世代が高齢期を迎える今日、高齢者の多様な社会活動へのニーズを満たす場として、その役割は今後ますます期待されるところとなっています。